歌い手失格


今日は本当に本当に反省反省大反省の一日でした
 
先日の日曜日月曜日と東京へ仕事に出掛けたのですが、
どうやらその際に何らかのウイルスを拾ってしまったようで、
日曜日の夕方から段々と声が出なくなり、
月曜日の夜には全く出なくなってしまいました
 
翌、火曜日はNHKの指導があったのですが、
相変わらず全く声が出ず、身振り手振りで何とか指導を終え、
その足でかかりつけの病院へ。
 
診断は、急性咽頭炎&声帯炎、
声帯が赤く腫れているものの、ポリープはできておらずひとまずは安心したのですが、
先生曰く絶対安静
 
「しばらく筆談で生活しないとポリープを引き起こしますよ
 
と言われてしまいました
 
そうは言っても翌日はリハーサル、翌々日はお仕事、
一度引き受けた以上絶対穴を空ける訳にはいきません
 
私:「絶対に行かなくてはならないからなんとかして下さい
 
先生:「それは難しいね~」
 
私:「嫌です私行きます
 
先生:「声出なくなるよ」
 
私:「何とかしてください
 
先生:「仕方ないね、やれるだけのことはするけど、くれぐれも無理しないようにね」
 
私:「ありがとうございます
 
という訳でその日から朝晩病院に通い、
吸入と注射、点滴を繰り返したのでした。
 
私の通っている病院の先生は医者であるだけでなく、
ご自身も声楽家として活動されている方なので、
単なる治療だけでなく、歌を歌う喉にもっていく治療をして下さり、
かつ気持ちの治療もして下さります
 
今回、行く度に、いろいろと優しいお言葉をかけて下さったり、
面白い話をして笑わせて下さって、随分気持ちを楽にして頂きました
 
翌日に予定されていた、こまちのリハーサルは心優しいメンバーの、
ゆっくり休んでというご配慮から延期させて頂き、
今日の現場にすべてを注ぐことに。
 
念の為、お仕事を下さった加藤流三絃道藤秋会、加藤訓お家元に昨日お電話をさせて頂き、
こんな声でお伺いさせて頂いてもよいものかお聞きしてみると、
「声出なさそうだなぁ、でもお前も予定してたんだから、まず来い
無理して高い調子で歌わなくていいからな」と、
大変大変温かいお言葉をかけて頂きました
 
病院の帰りで車に乗っていたのですが、
その優しさに涙が出て運転中何度も涙をふいたのでした
 
そしてとうとう今日、やっぱり超ハスキーな声で全く歌になっていなかったのですが、
お家元はことあるごとに
「大丈夫か?」
「無理するな」
 
などとお気遣い下さり、時には大げさに笑ったりして楽しい雰囲気を作って、
私が気にしないようにして下さりました
 
本当に本当に嬉しかったです
 
会員の皆様もいろいろとお声をかけて下さり、
本当に胸が熱くなりました
 
また、いろいろと相談にのって頂いた訓音さんや、歌手仲間達、
私が治療に専念できるよう協力してくれた家族達、
皆さん本当にありがとうございました
 
大変な思いもしましたが、
自分がどれだけ多くの方々に支えて頂いているか、本当に身に染みて、
私はなんて幸せ者なんだろうと皆様に感謝の気持ちで一杯になりました
 
そして私もいつか困っている人を支えられる人間になりたいと強く思いました
 
とにかくもっと自己管理をしっかりしなくては
 
本当に大反省と大感謝の一日でした。
 
また明日病院に行って来ます
 
悪化してないといいなぁ
 
画像は終了後の打ち上げにて、
お家元の「ちょっと、お店寒くないかぁ」のポーズが可愛いらしいですね